Akrotiriは、エーゲ海で最も注目すべき考古遺跡のひとつです。紀元前1600年頃の巨大噴火により、ひとつの先史時代の町全体が、テラ島(現在のサントリーニ島)で火山灰に埋もれ、破壊を免れて保存されました。破壊ではなく灰に覆われたことで、建築物や道路、生活用具が驚くほど良好な状態で残り、「Minoan Pompeii」あるいは「Bronze Age Pompeii」と称される所以です。エーゲ海の青銅器時代に繁栄し、近隣のクレタ島のミノア文明と深く結びついたAkrotiriは、洗練された繁栄した港町でした。その発掘により、地中海の先史時代の暮らしに対する私たちの理解は一変しました。
今日、皆さまが大きな保護屋根の下、高架の遊歩道を歩いてご覧になるのは、その古代都市の中心部が発掘された姿です。2階、3階まで残る多層建築、狭い石畳の路地や小さな広場、壁に組み込まれた高度な排水・下水システム、そしてかつてこの町の油や穀物、ワインを蓄えていた巨大な貯蔵壺ピトイがずらりと並んでいます。アクロティリは、エーゲ海先史時代の至宝とされるテラ島の有名な壁画の出土地でもあります。春の風景、ボクシングをする少年たち、漁師、船、青いサルを描いた生彩豊かなフレスコ画です。オリジナルの壁画の多くは現在、博物館で見ることができます。中でもフィラの「Museum of Prehistoric Thera」とアテネの「National Archaeological Museum」は必見です。遺跡では、それらが発見された建物群の間を歩き、失われた世界がどのように広がっていたのかを目の当たりにできます。
遺跡はサントリーニ島の南端、アクロティリ村の近くにあり、有名なレッドビーチにもほど近く、フィラ、イア、島内の港からは車または路線バスでアクセスできます。ギリシャの遺跡としては珍しく、発掘現場全体が近代的なバイオクリマティック屋根で覆われ、高架の遊歩道が整備されています。そのため、どのような天候でも日陰で快適に探索でき、暑いサントリーニの日には心からの安らぎを得られます。入場は1時間ごとの時間指定制となっており、当遺跡はアイランドツアーやクルーズ船の定番観光地であるため、お客様の言語でチケット手配を代行し、ご希望の時間帯を予約いたします。行列ではなく、遺跡そのものに心ゆくまで没頭していただけます。